‘その他’ カテゴリーのアーカイブ

伊那養護学校 木工班

2020年10月25日 日曜日

 

 

伊那養護学校中学部「木工班」の皆さんが作った

椅子とトイレの案内看板。

大芝公園内に生えていた赤松の木を使いました。

 

 

伊那養護学校さんには「木工班チーム」があり、

本棚やミニテーブルなど様々な小物を作って、

毎年行われる学校祭「どんぐり祭り」などで

販売されてきましたが、

今年はすぐ近くにある「大芝公園」とコラボして、

トイレの案内看板や、待合室に置くチェアー

を製作することになりました。

 

村役場の職員さんの紹介で養護学校の山本先生、

市川先生と顔を繋げてくださり、

うちも材料提供の面でお手伝いさせて

頂く事になったのですが、

先日、出来上がったものをわざわざ先生たちが

見せに来てくれました。

 

 

公園内に設置予定のトイレ案内看板。

公園内のトイレが何処にあるか分かり辛い、

という来園者の声を受けて作ったそうです。

 

 

大芝の湯の待合コーナーに置くチェアー。

実際に座らせて頂きましたが、

とても座り心地の良いチェアーです。

どちらも大芝の赤松材を使うことで、

イメージキャラクター「まっくん」とも

コラボ出来ていますね!

 

 

今まで木工の材料はホームセンターで

買ってきたりすることが多かったようですが、

今回は大芝の木を使って、大芝公園内に自分たち

の作った物が置けるということで、木工班の

生徒さんたちもとても楽しみにしていると、

山本先生から聞いていました。

 

 

 

地域の中で枯れそうになっていた松の木を、

地域の木こりが切り倒し、

地域の製材所で製材し

地域の学校の生徒さんがもの作りして、

元あった場所へ形を変えて戻ってくる。

 

当たり前のようでいて、決して当たり前でないこの循環。

ここ伊那谷には、林業、観光、教育、行政・・・

様々な分野で熱い思いを持った人たちが沢山います。

 

伊那谷地域の一員として、このような活動に加わらせて頂き、

本当に有難く思います!

 

 

 

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=0XNcjYwEjrg

帰れない二人 忌野清志郎/井上陽水

 

 

 

駒ヶ根市 ゲストハウス bochi-bochi

2020年9月27日 日曜日

 

先週ペチカのメンテナンスのことで、

駒ヶ根市赤穂にあるゲストハウス「bochi-bochi」へ行ってきました。

https://www.booking.com/hotel/jp/gesutohausubochi-bochi.ja.html#tab-main

 

 

 

古い平屋の一軒家を若いご夫婦お二人で

セルフリノベーションした小さなゲストハウスです。

 

3年程前、自分たちでリノベーションを始めるに当たり、

ペチカや材料のことで相談に乗らせて頂いたのがきっかけで、

お付き合いさせて頂いています。

 

 

外観は一見普通の家に見えますが、

建物の中に入るとオーナーご夫妻手づくりによる

アジアンテイスト溢れるセンス良い空間が広がります。

(よく見るとリビング中央にはブランコが!)

 

 

ご主人の村尾健太郎さんは、普段山仕事もやられていて、

ご自分で切った木をうちで製材加工してフローリングに使いました。

ケヤキ、サクラ、アカマツ、カラマツ、色んな樹種の床板が並びます。

 

 

「タモ材」のカウンターテーブル。

会社の中でいつまでも使われずに眠っていた幅の狭いタモの板が、

見事によみがえりました。

 

 

 

改修する前までは天井裏に隠れていて見えなかった年代物の梁も、

晴れてもう一度日の目を見ることに。

 

 

タイルや洗面陶器など、ネットで取り寄せられるものは自分たちで用意し、

手作りだけれど味わいのある優しい空間に仕上がっています。

 

もちろん、電気工事や設備工事、それから難しい大工工事など、

どうしても自分たちだけでは出来ない工事は、

ちゃんと専門の業者さんにお願いしているので、

見た目だけでなく機能的にもとても居心地の良い空間に仕上がっています。

 

 

 

 

本格的に営業を始めたのは今年に入ってから。

ちょうどコロナの影響をまともに受け、

開店出だしから逆境のスタートだったようですが、

客数を一日一組限定にしたことが逆にお客様には好評だそうで、

しばらくはこのスタイルでやってみようかな・・・との話し。

 

まさにゲストハウスの名前の通り

気負わず、気長に、ボチボチと、ですね。

 

僕も、時間があればここに泊まって、

秋の夜長、時間を忘れてのんびりしたいな~

と本気で考えるのでした(笑)

 

ひとつだけ 矢野顕子/忌野清志郎

https://www.youtube.com/watch?v=GMWKeBEoF1M

 

 

 

はらぺこ卒園式

2020年3月15日 日曜日

 

昨日伊那市東春近にある「NPO法人 山の遊び舎はらぺこ」 通称はらぺこ保育園の卒園式に出席させていただきました。

 

朝から大粒のみぞれ雪の降る寒空の下でしたが、元気に8人の子どもたちが先生や仲間、保護者たちに祝福されて巣立って行きました。

はらぺこ保育園との繋がりは随分と古く、今の場所に移って本格的に活動を始めた頃(今から十数年前)まで遡ります。古い民家を借り受け、先生や保護者が一緒になって手を入れて園舎を改築した際に、床板や壁板をうちでお譲りしたのがキッカケでした。

うちのお客さんではらぺこの活動に熱心な保護者さんが居られ、その方を通じて色々と関わらせて頂きました。古くなって雨漏りの酷かった園舎の瓦屋根をトタン屋根に葺き替えたり、製材工場から出た端材を引き取ってもらったり、ここ数年は子供たちが裏山から切り出してきた丸太を製材して板にする活動にも関わらせていただいていて、昨年の秋には園児たちみんなで製材工場に見学に来てくれたりもしました。

 

毎年卒園式、入園式の案内を頂いておきながらずっと不義理をしてきたこともあり、今年こそは是非出席したいなぁと思っていたところだったのですが、温かい心のこもった卒園式、イヤイヤ本当に良かったです!!

卒園証書を一人ずつ丁寧に読み上げる小林先生の「みんなあなたが大好きです」の言葉。なんてすてきな言葉でしょう!我が子のことでもないのに初っ鼻から涙腺崩壊寸前でした。

式次第の中でも特に良かったのが「卒園児技(わざ)披露」のコーナー。おそらく毎年恒例の一幕なんでしょうが、子どもたちが自分の特技をみんなの前で披露する姿は本当に感動モノでした。

ある子どもは薪割り、ある子どもは手作りポーチの洋裁、他にも家わたり、手話で歌を披露等々。片手で卵を割るのを披露した子なんかプロ並みの手つきで本当に「技」の披露でした。

 

薪割りは、おそらく固い広葉樹でまだ生っ木だったせいかなかなか割れません。顔を真っ赤にしながら何度も何度もチャレンジ。見ている方はついつい手を貸したくなってしまうんだけど、基本的に周りの大人も手を出しません。本人も決して諦めず、ようやく割れた時には会場全体が大拍手! 本当によく頑張ったなぁあの男の子。そして本当にいい顔をしてた!! 斧を振り下ろす腰つきも大したもので将来有望な木こりさんか? 製材所として今からオファーを出したくなりました(笑)

 

子どもたち一人一人が時間が掛かってもチャレンジしようとする姿勢、そしてそれを黙って見守る子どもたちや先生保護者のまなざし。とにかくその時間、その空間がとても心地よかったのです。改めて、子育てって「待つ」ことなんだなぁと実感したひと時でした。

 

昨今のコロナウイルスによる突然の休校、様々な行事自粛により、この春卒園・卒業予定の多くの子どもたちが寂しい春を迎えようとしています。そんな中でこうしてはらぺこ保育園が卒園式を開催できたことはとても意義深いことではないでしょうか。僕も出席出来て本当に良かったと思っています。ありがとうございました。

8人の卒園児のみんな達。卒園本当におめでとう!

 

 

リビルディングセンター(諏訪市)

2020年2月29日 土曜日

 

先日、諏訪市にあるリビルディングセンターへ行ってきました。http://rebuildingcenter.jp/

 

リビルディングセンターは、今から4年前にデザイナーの東野唯史(あずのただふみ)さんが起ち上げた会社で、地元建設会社所有の古い鉄骨倉庫を借り受け、自分たちでリノベーションして見事に店舗へと蘇らせた、知る人ぞ知る古材を扱う専門店。

今回は店舗の一角に入れさせて頂いたペチカのメンテナンスで伺いました。

 

 

東野さんとの出会いは今から6年前、やはり東野さんがデザイン改修を手掛けられた下諏訪町にあるマスヤゲストハウスにペチカを入れさせていただいたのがキッカケでした。http://masuya-gh.com/ その時にペチカの温かさに惚れ込んでくれて、リビルディングセンターにも取り入れてくれたのです。

最後に顔を出してから約2年ぶりの訪問でしたが、その間にお店の方も随分とパワーアップしていました。

県内各地から引き上げてきた古材が所狭しと並んでいます。

 

また、古材だけでなく古道具や古家具なども置いてあり、古いものが好きな方にはよだれが出そうな空間です。

 

1階のカフェではスタッフさんが美味しそうなカレーの仕込み中。何とも言えないスパイシーな香りが漂っていて、ちょうど夕方のお腹が空く時間帯だったのでお腹がグーグー(笑) 次回は必ず食べるぞ!!

 

ところで、東野さんは昨年自宅として購入した民家を「断熱リノベーション」したそうです。信濃毎日新聞にも大きく記事として取り上げられたので僕も知ってはいましたが、これからの時代は古い家の改修にも「断熱」が大事だという話でしばし盛り上がりました。

実は最近いろんな所でいろんな方と、この「断熱改修」が話題に上がります。これからの時代古い建物を直して住み続ける動きが益々加速していくハズ。古い家でもちゃんと手を入れれば新築と同様に快適に過ごすことが出知ることを、我々設計者・施工者が先ず勉強しなければいけない時代が来ています。

 

 

最後に、、、

有賀製材所の近く(伊那市西箕輪大萱)に昨年オープンした地ビールとピザのお店「伊那デイズブルーイング」https://www.inadazebrewing.com/ も東野さんがデザインを手掛けられたそう。 信大農学部卒の女の子がお店を切り盛りしています。一度友人と行きましたがピザがとても美味しかったです。興味があれば是非!

 

 

ヴェクトル展「ふだん木の暮らし」のお知らせ

2020年2月15日 土曜日

 

建築設計室ヴェクトル代表、一級建築士 倉田政人さん設計の住宅内覧会が、2/22(土)・23(日)に伊那市内で開催されます。

 

倉田さんとは、うちから設計をお願いしたり、また倉田さんが設計した住宅をうちで施工させて頂いたりと、もう15年以上の長い付き合いになりますが、この度、二年前に完成した倉田さんの自宅を開放して、地域材を使った住宅と薪を燃料にした温熱供給システムの内覧会を企画されたとのことなので、是非一人でも多くの方にご覧頂きたく告知させて頂きます。

住宅に使用した木材の多くを地元の木を使っています。若手林業士 金井渓一郎さんに丸太の供給を依頼されて、市内で伐採されたアカマツ、カラマツ、スギ丸太をうちに持ち込み、製材・天然乾燥・二度挽きを経て住宅の構造材として使用しています。

また、高性能ウッドボイラーを導入し、住宅で使用する給湯・暖房全ての温熱を「薪」で賄っている点も大きな見所の一つです。今のところは1軒だけへの温熱供給ですが、将来的にはあと2軒分を賄う計画となっているようで、森林と暮らしが密着しているこの地域だからこそ出来る取り組みで、これから注目の小規模型地域熱利用の先駆け的な事例ではないでしょうか。実際に1年半稼働させてみた結果もとても興味深いところです。興味がありましたら是非お気軽にお越しください。

 

 

 

 

ミドリナ白書シンポジウムのお知らせ

2020年2月5日 水曜日

明けましておめでとうございます

2020年1月2日 木曜日

 

2020年元旦の朝は氷点下7℃とこの冬一番の冷え込みとなりましたが、雲一つない快晴の青空の下、新たな年の幕開けとなりました。この穏やかな空のように、2020年が皆さまにとって素晴らしい一年となりますようお祈り申し上げます。

 

 

さて昨年は災害の多い年で、ここ伊那市でも台風19号による強風被害が相次ぎ秋から冬にかけては屋根や外壁の改修工事に明け暮れた2019年でした。幸い大きな改修工事を何とか年内に区切りを付けることが出来ましたのも、また現在新築中の物件が暮れの慌ただしい時期ではありましたが天候にも恵まれ無事上棟を迎えることが出来ましたのも、製材所のスタッフと職人の皆さまのご苦労と、そして有賀製材所を支えてくださった多くの皆さまのお陰でありました。

そして何より、有賀製材所へ仕事を依頼してくださった多くのお客さまに心より感謝を申し上げます。時には工期に時間が掛かったり、お待たせしてしまうこともありますが、本年も心を込めて丁寧な仕事をさせて頂きますのでどうぞ宜しくお願いします。

 

毎年暮れは、年末の挨拶回りでバタバタするのですが、昨年末は250軒近くある挨拶回りの内、約1/3を経理(姉)の信子さんが担ってくれました。当初は「暮れの挨拶回りくらいは自分が行かなければ」という思いもありましたが、結果的には例年より精神的にも時間的にも余裕のある年末となり大変ありがたかったです。挨拶回り先でも時間に追われることなく久しぶりに話が出来たお客様も沢山おられて、誰かに頼ることも時には必要なことだと実感した次第です。2020年、目の前の人にも感謝の気持ちを忘れずに日々の仕事が出来たら良いなと思っています。

 

 

大晦日の夜は久しぶりに紅白をテレビで見ました。歌番組というよりバラエティー番組か?と勘違いしたくなるようなごちゃごちゃした演出にちょっと戸惑いましたが、そんな中でも竹内まりややユーミンの出場にはビックリ! 二人とも年を重ねて素敵な歌声でした。ミーシャ、スーパーフライ、氷川きよしの迫力ある歌唱力にも脱帽!あと個人的にはビートたけしの浅草キッドも良かったなぁ。 今年も好きなドラマを見て、好きな音楽を聴いて、好きな本を読む、そんなちょっとした時間と気持の余裕を少しでも持ちながら仕事にも子育てにも地域の役員にも頑張りたいと思います。

本年もどうぞ宜しくお願いします。 有賀製材所 有賀真人

 

 

 

 

長和町小林木材(株)様へ見学

2019年5月4日 土曜日

ちょうど1ヶ月ほど前になりますが、長和町にある小林木材(株)さんへ、製材所の見学に行ってきました。

小林木材さんはカラマツ材をメインに製材する、県内でも有数の製材所です。http://www.koba-moku.co.jp/

 

うち(有賀製材所)も、かれこれ30年、カラマツ材を積極的に扱ってきただけに、他の製材所がどんな風に製材しているのかとても興味がありました。

場所は、伊那から行くと和田峠を越えた向こう側(旧和田村)にあり、周りを緑に囲まれた自然豊かな所です。

事前に社長に電話で見学の申し出をした際には、「いやー うちなんかに見学に来てもあんまり見るとこはないよー(笑)」何ておっしゃっていましたが、実際に行ってみると何棟もの工場・社屋が建ち並び、あちこちに立派な信州産カラマツ丸太がゴロゴロと積み重なっていて、のっけから興味津々の我々スタッフたち。

 

早速小林社長が出迎えてくださり、工場の中を案内して頂きました。

現在の小林基英社長は2代目で、息子さん、その他十数名の従業員と共にカラマツ材をメインとした製材、請負、様々な製品の製造を行っています。

カラマツの構造材(梁・桁材)

うちは構造材に関しては天然乾燥主体でやっていますが、小林木材さんは木材乾燥機3台をフルに活用して、より安定して乾燥材を供給出来る体制が整っています。

 

上の写真は木材乾燥機へ熱源を供給するためのウッドボイラー。以前は燃料に灯油を使っていた時期もあったそうですが、工場から排出される端材や木の皮などを燃料とすることで、今では灯油を使わずに24時間体制で木材乾燥機を稼働させているとのこと。この徹底ぶりは実はスゴイ事で、なかなか真似できません。

 

 

 

戦前から戦後にかけて、成長が早いという理由で特に長野県内では積極的に植林されたカラマツですが、ねじれやヤニの問題、更には海外からの外材に押され、世間一般的には、” カラマツなんて ”と言われ、建築用材としては敬遠されることの多い材でした。

でも本当は大変優れた木なのです。赤身の美しい木目、優れた木材強度と耐久性は他のどんな木材にも負けません。カラマツの欠点と言われる「ねじれ」も、上の方の写真にあるような大径木であればそれほど心配なく使えます。

最近はカラマツの需要が増えてきて、特にここ数年で全国の合板工場がこぞってカラマツ材を仕入れるようになりました。合板とはいえ建築用材としてのカラマツ需要が増えるのは悪くないことですが、でもやっぱり我々製材所を営む者からすると、出来れば無垢の木材を使いたい、使って貰いたい思いが強いのです。

うちも長いことカラマツ材を扱ってきましたが、小林木材さんでも同じように、イヤうちよりももっと多くのカラマツ材を積極的に扱っている姿勢に大変心強いものを感じました。そして、普段よその製材工場を見ることが少ない我々にとって、色々と刺激を受けた見学会になりました。

 

最後に小林社長(右から2番目)と記念写真。とても気さくな社長で、じっくりと時間を掛けて会社内のあちこちを丁寧に案内してくださいました。お忙しい中にもかかわらず気持ち良く迎えてくださり、本当にありがとうございました。

有賀製材所 有賀真人

 

 

 

フジ棚(ノギ 丸山健太郎さん制作)

2018年12月28日 金曜日

 

最近お付き合いするようになった若い庭屋さんにお願いして

会社の敷地内にフジ棚を新しく作ってもらいました。

 

 

 

長い間手入れをせずに、伸び放題だったフジの蔦を

この夏に思い切ってバッサリと剪定してもらったのですが、

葉が落ちてすっきりしたこの時期にフジ棚を作ってもらいました。

 

作ってくれたのは「ノギ 丸山健太郎」さん。

東京で庭仕事の修行をされて、

最近故郷の伊那谷に戻ってこられた若い庭屋さんです。

ちなみに「ノギ」というのは屋号だそうです。

 

庭屋さんなのですが、小屋やフジ棚など、

ちょっとした木造の構築物を、

細目の部材を使って美しく組み上げてくれます。

大きな部材を使わないということは、

材料費が低く抑えられるということでもあります。

 

 

 

75mm角の柱を4本

土の中にコンクリを流し込んで埋め込んであるのですが、

土と接する柱の周りも、腐りにくいように

モルタルで根巻きしてあります。

 

 

一般的にはコンクリート製の基礎石を使ったり、

腐らないアルミ製の支柱を埋め込むことが多い中、

あくまでも木造に拘り、かつ長持ちする工夫を凝らしながら、

すっきりと洗練されたデザインで仕上げてくれるあたり、

さすが東京で修行してきただけあります。

 

最近は事務所周りの植栽の剪定などもお願いしているのですが、

若いセンスで自然に仕上げてくれるので、とても助かっています。

 

住宅を建てる仕事をしていても、

庭造りの方はおろそかになってしまいがちで、

ついついお客さん任せにしてしまうことが多いのですが、

もし庭のことでお困りのことなどあれば、

是非一度相談してみてはいかがでしょうか。

 

不思議なもので、庭木一本植えるだけでも、

家の見栄えが全く違って見えてきます。

 

 

ノギ・丸山健太郎さん(写真左)

連絡先 080-4681-5678 伊那市美篶

庭に関するお問い合わせ、是非お気軽にどうぞ。

 

 

因みに、右に写っているのは、

最近新しく有賀製材所に入ってくれた塩原さん。

お父さんが大工さんということもあり、

小さい頃から木に囲まれた生活だったそうですが、

自身は木とは関係ない仕事を長いこと勤めていました。

40代になったのを機に、木の仕事がしたくなったということで、

縁あって製材所の仕事を一緒にしてくれることになりました。

 

誰とでも気さくに打ち解けられる性格で、製材所の雰囲気が

今まで以上に更に明るく元気になりそうです。

製材工場や現場などでお行き会いすることがあると思いますが、

今後共どうぞ宜しくお願いします。

 

有賀製材所 有賀真人

 

 

 

 

 

 

 

 

ブログ再開です

2018年8月14日 火曜日

長らくほったらかしにしていた有賀製材所のホームページとブログですが、久方ぶりに更新いたしました。

 

ご存じの方もおられると思いますが、昨年9月に有賀製材所が二つの会社に分社いたしました。

私の父「有賀進」が代表となり、私以外の2名の設計士、その他数名の従業員と共に、有賀製材所の第2工場だった場所に、木造住宅専門の工務店 「(株)こだま建築舎」 を立ち上げました。先ずは有賀製材所とこだま建築舎共々今後ともどうぞ宜しくお願いします。

ただ、有賀製材所の顧客の皆さまにとっては、大変分かり辛い分社で、「住宅のメンテナンスや、困ったことがあったときの相談など、どこに相談したらいいのか分からない」といったお声を幾人ものお客さまから頂きました。おそらく同じようなご不安をお持ちのお客さまも大勢おられるのでは、と思います。

有賀製材所としましては、住宅・ペチカのメンテナンスや、住まいに関する相談事など、どんなことでも今まで通り何ら変わらず対応いたしますので、何かありましたらいつでもお気軽にお声かけください。

本来であれば、一軒一軒お伺いしてご説明しなければならないところですが、大変遅くなってしまいましたが、この場を使ってご報告させて頂きます。

 

さて、私たち有賀製材所はこの伊那の地で90年以上に渡り製材所と工務店を営んでまいりました。

製材所では、長野県産の多種多様な丸太を製材して、住宅に使う様々な材料を生産していますが、今その製材所が大変貴重な存在になってきたことを、ここ数年で特に感じるようになってきました。以前は地域の中に当たり前に存在していた、うちのような小規模な製材所がどんどん姿を消しているのです。最近では伊那地域以外の遠方からの製材依頼や製材品の注文が増えてきました。

 

 

 

今までの有賀製材所は自社で請けた住宅用(自家用)としての製材や製品加工がメインでありましたが、品質の更なる向上や営業努力を行い、長野県産材、更には伊那産材といった地域材・地元材の魅力と価値をもっと多くの工務店、設計事務所、木材業者にも知って頂き、更には使って頂くことも、これからの有賀製材所に課せられた大きな使命ではないかと思うようになりました。

製材所の仕事は、簡単に言うと「丸太を製材して製品にする」ことです。それは、林業家、素材生産者、治山業者、木材市場といった「川上」と呼ばれる人たちと、設計事務所、工務店、木材業者、大工さんやお客様といった「川下」と呼ばれる人たちとを「繋ぐ」とても大事な仕事です。これだけ森林資源に恵まれた伊那谷であっても、「川上」と「川下」が交わる接点が本当に少ない中で、有賀製材所が自社のことだけを考えて仕事をしていたのでは、あまりにも勿体ない話ですよね。人と人との繋がりを大切にしながら、地域の中の他の工務店、設計事務所、木材業者さんもライバルではなくパートナーとしてお付き合いしていけたら嬉しいです。

 

お陰様でこの製材所には毎日本当に色んな方たちが訪れてくれるようになりました。最近では製材所の仕事を見たいと、定期的に製材工場の見学に来ていただける方たちも増えてきました。でもそれは、私たちの意識が変わってきたからではないかと思います。私たち自身がこの製材所の仕事に誇りを持ち、多くの出会いに感謝して仕事に向き合うことで、自ずと様々な人が集まってくる製材所になってきたと感じます。

「あそこに行けば何か面白いことがある」

「色んな新しい出会いがある」

「もう一回行ってみたい」

有賀製材所を訪れてくれた方々がそんな風に感じていただけるような会社をスタッフ一同目指します。

そして有賀製材所のもう一つの大事な「家を建てる仕事」も、様々な人と人との繋がりを元に、製材所ならではの地元の木材を使って、丁寧に、じっくりと、時間をかけて手掛けていきたいと思います。

 

 

ホームページやブログはあくまでもほんの一例であって、全てではありません。有賀製材所がどんなところか気になった方は是非直接足を運んでみてください。製材機の回る迫力ある音と木の香り、地域材と自然素材を使って建てたショールームを兼ねた事務所、そしてペチカ等々。実際に五感を使って有賀製材所を見て頂けたら幸いです。皆様のお越しを心よりお待ちしております。

 

(株)有賀製材所 代表取締役 有賀真人 (昭和46年生まれ 一級建築士)