ペチカ焚いて〼

11月も半ばを過ぎ、朝晩の冷え込みがグッと厳しくなってきましたね。こちら伊那では昨日の朝、氷点下2度まで冷え込み今年一番の寒さとなりました。
今年もいよいよペチカが活躍する季節がやってきました。

 

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事務所のペチカも毎朝一時間ほど焚いています。今は未だ朝か夕方のどちらか1回焚くだけで十分暖かいのですが、12月に入り本格的な冬を迎えると朝晩2回焚くようになります。

 

 

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事務所のペチカでは、焚口の鉄板にタライやヤカンを乗せペチカの熱でお湯を沸かしています。ペチカを焚くと空気が乾燥するため、タライやヤカンのお湯で少しでも湿気を補おうというわけです。それ以外にもタライのお湯で缶コーヒーを温めたり、ヤカンのお湯は10時と3時のお茶に使ったりと色々と便利です。

 

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パチパチと心地よい音を立てながら真っ赤に燃える炎に見入っているとあっという間に時間が経ってしまいますが、燃え上がる炎には人を引きつける魔法の力があるような気がします。
最近では野焼きや焚き火が少なくなり、火の周りに人が集まって暖を取る光景がめっきり少なくなってしまいましたが、ペチカでも薪ストーブでも、家の中の何処かに炎が見える場所があるだけで家族が自然と集まってくる、そんな力が炎にはあります。

 

 

人が集まる、と言えばもう一ヶ月も前になりますが、
下諏訪の「マスヤゲストハウス」というところにペチカの火入れを兼ねて炊き方の説明をしに行ってきました。
http://masuya-gh.com/

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こちらのゲストハウス、築100年以上も経つ古い旅館(旧ますや旅館)を改築したもので、オーナーの斎藤さん(お若い女性)からの依頼でペチカを入れさせて頂きました。

 

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幾つもの時代を重ねて風合いの刻まれた古い建物が、更に若いオーナー達の感性で新たにリノベーションされ、本当に居心地の良い空間に仕上がっていました。

 

 

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私たちがペチカの焚き方説明をしている間も沢山の方たちが集まってきて、スタッフなのかお客なのかもよく分からないまま、最後には皆さんと一緒にブランチまで頂いてきました。

 

 

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日本各地から性別・年代・職業を問わず様々な方たちが集まるゲストハウス。お時間の許す方は是非一度訪ねて見てはいかがでしょうか。この季節、暖かいペチカと美味しいお酒が出迎えてくれるハズです。

ちなみに、私どもの事務所も毎日ペチカを焚いていますので興味のある方はいつでもどうぞ。お酒は出ませんが美味しいコーヒーを入れて皆さまのお越しをお待ちしております。