伊那養護学校 木工班

 

 

伊那養護学校中学部「木工班」の皆さんが作った椅子とトイレの案内看板。

 

大芝公園内に生えていた赤松の木を使いました。

 

 

伊那養護学校さんには「木工班チーム」があり、本棚やミニテーブルなど様々な小物を作って、毎年行われる学校祭「どんぐり祭り」などで販売されてきましたが、

今年はすぐ近くにある「大芝公園」とコラボして、トイレの案内看板や、待合室に置くチェアーを製作することになりました。

 

村役場の職員さんの紹介で養護学校の山本先生、市川先生と顔を繋げてくださり、うちも材料提供の面でお手伝いさせて頂く事になったのですが、

先日、出来上がったものをわざわざ先生たちが見せに来てくれました。

 

 

公園内に設置予定のトイレ案内看板。

公園内のトイレが何処にあるか分かり辛い、という来園者の声を受けて作ったそうです。

 

 

大芝の湯の待合コーナーに置くチェアー。

実際に座らせて頂きましたが、とても座り心地の良いチェアーです。

どちらも大芝の赤松材を使うことで、イメージキャラクター「まっくん」ともコラボ出来ていますね!

 

 

今まで木工の材料はホームセンターで買ってきたりすることが多かったようですが、今回は大芝の木を使って、大芝公園内に自分たちの作った物が置けるということで、木工班の生徒さんたちもとても楽しみにしていると、山本先生から聞いていました。

 

 

 

地域の中で枯れそうになっていた松の木を、

地域の木こりが切り倒し、

地域の製材所で製材し

地域の学校の生徒さんがもの作りして、

元あった場所へ形を変えて戻ってくる。

 

当たり前のようでいて、決して当たり前でないこの循環。

ここ伊那谷には、林業、観光、教育、行政・・・様々な分野で熱い思いを持った人たちが沢山います。

 

伊那谷地域の一員として、このような活動に加わらせて頂き、本当に有難く思います!

 

 

 

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=0XNcjYwEjrg

帰れない二人 忌野清志郎/井上陽水