製材所の仕事 Work of a lumbermill

製材所で製材される丸太は、主に県内各地にある原木市場から買い付けてきます。
唐松、杉、桧、栗、赤松など、市場から仕入れてきた丸太は、製材されるまでの間、近くの土場に保管されます。
 
製材は「台車」と呼ばれる送材車に丸太を乗せ、全周6m以上もある大きなノコ刃を高速で回転させる「帯鋸盤(おびのこばん)」と呼ばれる大型の機械で一本一本丁寧に挽きます。
丸太を挽く際には、曲がりや節の具合をよく見極めて、どの面を出せば住宅の「構造材」として強く、また、どのように挽けば「板材」として美しい表情を見せるだろうかと考えながら製材します。

台車の横で木が製材されていく様子を見ていると、桧の何とも言えない香り、杉の赤身と白太の瑞々しさ、唐松の木目の美しさなど、切ったばかりの原木は、本当に美しく、木は切られても生きて呼吸をしているということを実感します。木から醸し出されるエネルギーを直に頂けるのは、製材所の仕事の醍醐味でもあります。

製材された板や柱は桟積みされ、天然乾燥あるいは人工乾燥により乾燥されます。
天然乾燥の場合、材にもよりますが、半年から一年くらい風通しの良い場所で桟積み乾燥されます。乾燥された木材は、加工機により床板、壁板などに加工されます。

また、製材の際に出る切端(セッパ)材はペチカの薪に、おが屑は近隣の酪農家さんが引き取りに来られ、牛舎の敷床などに利用することで、一本の丸太を余すことなく全て使い切ります。

木は二度生きるといわれています。一度目は立木として、二度目は木材として、その生命を全うします。私たち製材所の仕事は、木材としての二度目の生命を適材適所に生かす仕事だと思っています。日本人の暮らしに欠かせない木。その木に感謝を忘れず、持ちつ持たれつの人と木の関係をこれからも大切にしていきたいと思っています。

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賃挽き(ちんびき)承ります

製材所では日々たくさんの賃挽きの依頼があります。賃挽きというのは、お客さんが持ち込んだ丸太を製材賃を頂いてご希望の材に挽くことをいいます。

庭の立木を伐採したが、せっかくなのでその木で記念の家具を作りたい、入手した丸太で自宅のデッキを作りたい、山師さんから丸太を譲ってもらったがとりあえず材にして干しておきたいなど、個人のお客様のご要望も承っておりますのでいつでもご連絡ください。
また、ご自身の山の木を使って家を建てたいといったご希望も承っております。

家具、建具職人さんや、山の木を伐採してくれる山師さん、材を運搬してくれる運材屋さんなど、私たち製材所には多くの繋がりがありますので、賃挽きだけでなく、その前後のフォローも含めて様々なご提案ができます。お気軽にお問合せ下さい。

賃挽き料については、丸太の長さや太さ、またどのような材に挽くかによって違ってきますので先ずはお気軽にお問い合わせください。(ちなみに、仮に長さ2m、太さ30センチの丸太を耳付きのままで厚み3~4センチ程度に挽き割った場合(通称「丸太挽き」といいます)、3,000円程度の金額です)

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