スタッフ紹介
有賀 真人〈代表取締役〉
幼いころから丸太や材木に囲まれた製材所の中で、木の持つ魅力を肌身で感じながら育ちました。大阪で土木関連の仕事に携わったのち、1998年より家業であった有賀製材所で住宅の設計士として働き始め、現在は代表として、設計のみならず材木に関する様々な業務に携わっています。
長い年月を経て育ってきた地域の山の資源をどう生かしていくかを常に考えながら、スタッフとともに「地域に開かれた製材所」を日々目指しています。有賀製材所を通して多くの方がつながることで、皆さんの暮らしがより豊かになるような、そんな場でありたいと願っています。興味がありましたら是非一度遊びに来てください。
ダリューシュ〈製材機〉
イラン出身。約20年間、台車に乗り丸太を挽き続けています。
製材する上で心がけていることは、賃挽きを依頼して下さるお客様の材の背景や思いを感じ取り、一本一本丁寧に挽くこと。一枚一枚異なる木目の模様や節などの木の個性があり、その違いの面白さを感じながら挽いています。
製材機で丸太を製材するその姿からは、長年の経験を経た確かな技術と木への愛情の深さを感じます。
アグン〈木取り〉
インドネシア出身。丸太や製品・薪等すべての管理を担い、製材工場の司令塔として活躍しています。
長年にわたるフォークリフトの経験から、操作はまるで身体の一部のよう。
お客様との直接的なやりとりが多いポジションであり、持ち前の明るい人柄と丁寧なコミュニケーションで、息の長い関係づくりを心がけています。
塩原〈加工〉
モルダーという機械を用い、木材の加工業務を担当しています。機械の整備の経験や手先の器用さを活かし、細やかな技術で一枚一枚の木を丁寧に見極めています。
祖父や父が大工をしていたこともあり、幼いころから木が身近な環境に。有賀製材所に勤め始め、一本の丸太が材料になる過程の中でかかわる人の多さを実感するようになり、人をつなげる役割を持つ木の力の大きさを感じています。気さくで明るい人柄が製材工場の雰囲気を盛り上げる、ムードメーカー的な存在です。
林 政樹〈設計・現場管理〉
18年間建築業界を経験。2020年冬に生まれ育った東京から伊那に移住し、設計・現場管理として有賀製材所の一員に。製材工場・建築現場の間を取り持ち、丁寧で確実なコミュニケーションでサポートしています。素材からの住宅づくりやものづくりに携われること、その過程にかかわる人々の思いや技術・経験に触れられることに幸せを感じています。
移住をきっかけに山岳会に所属し、さまざまなジャンルの登山に挑戦中です。
石原 牧人〈製材機〉
25年間林業に従事。2021年に伊那谷に移住し、有賀製材所に入社。林業から製材の世界への転職を経て、木の一生に携われることへの誇りを持っています。一枚一枚製材した瞬間の木の表情や香り、感触など、木を五感で感じられることが、製材していて好きな瞬間です。
趣味でも端材を活かしたDIYをするほどに木が好きで、木を用いたものづくりを心から楽しんでいます。木のもたらす豊かさを、仕事や暮らしのなかで味わっています。
モーリス〈製材工場〉
ベナン共和国出身。結婚を機に7年前に日本に移り、伊那で暮らしています。2022年より有賀製材所の一員に。力仕事はお手のもので、あらゆる道具を使いこなし、解体からものづくりまでなんでもこなしています。強い責任感とユーモア溢れる人柄は、製材工場で欠かせない存在になっています。
地域では消防隊として活躍、自宅の広い畑で作物の自給を楽しんでいます。好きなことは、音楽とダンスと溶接なのだとか。
清水 敏明〈薪づくり〉
元大工。丸太の運搬から薪づくり、備品の修繕まで器用にこなす職人。チェンソーと薪を束ねる技術は芸術的な美しさ。冬は狩猟も行い、山や畑の知識は一流です。
有賀 安貴〈製材工場〉
元JA職員。退職後家にいるところを甥の代表から頼まれ7年前から製材工場で働いています。前職柄、土地勘にとても詳しく配達業務も卒なくこなしています。
有賀 信子〈経理〉
幼いころから家業である有賀製材所を身近に感じて育ち、紆余曲折の末8年前から経理を担うことに。明るい人柄と丁寧なコミュニケーションでスタッフを支え続けています。地域の人々とのつながりやその温かさ、また木に愛情を持って向き合うスタッフの思いを側で実感しています。
大切にしていることは、製材所にかかわってくださるすべての方との丁寧な関係づくりです。