Purchasing Raw Lumber

原木の調達

森の価値を見極め、未来へつなぐ仕事

原木調達は単なる仕入れではありません。百年にわたり地域の山と向き合い培ってきた経験をもとに木の価値を見極め、原木市場の皆さま、地元の林業者の皆さまと信頼関係を築きながら、次の世代へ森林資源をつないでいます。

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輸入材から地域材へ(地域材に特化した製材所へ)

1990年代初頭から長野県を代表するカラマツ材を積極的に住宅の構造材として使い始める。(当時は珍しかった)

カラマツ 住宅の構造材 赤身がきれいで強度も有る
住宅の床の下張り フローリング材として活用
※デメリットも多々あった(ネジレ・ヤニ)
乾燥や加工の工夫 丁寧な説明

・・・それまでは

米マツ、ソ連カラマツ、米ヒバ、ピーラ、アガチス等々、輸入木材をかなり使っていた

近くの山の木買取(島崎山林塾さん)
近くの山の木買取り(金井山素材さん)
伊那産カラマツの買取り(上伊那森林組合さん)

地域の森林資源を活かす原木コーディネート

製材所で製材される丸太は、主に県内各地にある原木市場と地元の林業者から買い付けてきます。市場で買い付けるメリットは、一定の品質の木をコンスタントにまとめて買うことが出来る点です。一方、地元の林業者から買い付けるメリットは、特殊なサイズの木をピンポイントで仕入れられたり、製材所の欲しい木の特徴を熟知している方たちなので、近くで伐採していてそういう木が出てくると黙っていても持って来てくれる点です。市場を通さずに買い付けるこのやり方は丸太の運賃が少なく済むためその分安く買えたり、逆に高く買ってあげることが出来、お互いにメリットのある仕入れ方法です。ここ数年は林業者から仕入れる割合が増えていますが、何処の山から誰が切って誰が運んで誰が製材したか、トレーサビリティ(出所)のはっきりした木材を使えるのも地域の製材所の大きな強みです。

Lumberyard

原木ストックヤード

木の価値が動き出す場所

当社のストックヤード(土場)は、単なる保管場所ではありません。原木の状態を見極め、樹種や用途ごとに適切に管理し、品質を保ったまま製材工程へつなぐ、ものづくりの出発点です。安定した供給体制と迅速な対応力を支える、当社の重要な現場です。

地域の山から運ばれてきた原木が集まる土場は、森とまちをつなぐ場所でもあります。私たちはここから、地域資源に新たな価値を与え、住まいや産業、次の世代へとつないでいます。

一本一本の状態を見極め、次の工程へ

創業以来100年、時代が変わっても変わらないのは、木と真摯に向き合う姿勢です。土場はその象徴として、今日も多くの原木を受け入れ、未来へ送り出しています。